こんにちは、Takenoです。
今日は シーケンス について書きたいと思います。
Premiere Proを勉強しているとよく出てくる シーケンス ですが、なんとなくスルーしていませんか?
今日は シーケンス の設定と中身を見ていきたいと思います。
今日のスキル
- シーケンス
シーケンス とは何か?
シーケンスとは? その中身を説明
シーケンスとは、動画の土台(設定)のことを指します。
Illustratorや、Photoshopで置き換えると、“カンバスサイズ”のことですね。
シーケンスには様々な要素がありますが、主にユーザーが変更する部分は以下の3つになります。
- フォトフレーム・・・画面のサイズ
- フレームレート・・・映像の滑らかさ
- オーディオ・・・音質
フレームサイズ(解像度)
フレームサイズは、このように定義されています。
現在主流は フルHDと4Kですね。
シーケンスの設定方法
シーケンスの新規作成方法は
- ファイル→新規→シーケンス
を選択します。すると右の画面のような新規シーケンスパネルが表示されます。
でも設定がたくさんありますね、一体どれを選べばいいのでしょうか?
プリセットはどれを選べばいいの?
画面はPremiere Pro2020のものです。主なプリセットとその内容を書いてみました。
よく使うものとしては、赤字になっている
- AVCHD・・・フルHD
- DNxHR・・・4K動画
- VR・・・今話題のVR「Virtual Reality」動画
の3つになります。
Premiere Proは昔のビデオデッキなどと接続でき、その映像をキャプチャーすることもできます。その時にはビデオカセットテープ規格のDVが必要になったりしますが、専門的な方以外は不要ですね。
“AVCHD”、”DNxHR”の詳細説明
メインで使っていく、AVCHD, DNxHRの中身を見ていきましょう。
- AVCHD
- 1080i・・・1920×1080 インターレース走査
- 1080p・・・1920×1080 プログレッシブ走査
- 720p・・・1280×720 プログレッシブ走査
数字部分は、フレームサイズ(画面の大きさ)になります。
後に付く “i” と “p” は、動画の表示方法の違いになります。
詳しくはここには書きませんが、 “p” のほうが “i” より、動きの激しい動画に強くなるため、”p”の方が一般的にきれいな動画と言われています。
- DNxHR
- 2K xxxx(xは数字)
- 4K xxxx
こちらは、フレームサイズとフレームレートが並んでいるだけです。“i”も“p”もありません
作りたい映像が、2K, 4Kか?フレームレート(動画の滑らかさ)はどうするか?で選択しが決まると思います。
初心者は”AVCHD 1080p60″ を選んでおきましょう”
あなたが、YoutubeにフルHDの動画をアップロードしたいと思っていれば、迷わず AVCHDの1080p60 を選択しておきましょう。
ただし、初心者の方でも、4K動画を作りたいという方は、この設定ではダメです。
上で説明した、4K設定の”DNxHR”の中から選びましょう。
以上がシーケンスの説明でした。
1点付け加えておきますと、今回のシーケンス設定は意識して設定しなくても大丈夫です。
なぜなら、最初に動画のClipをタイムラインへ置いた時に、そのClipに合わせてシーケンス設定が変更されるからです。
注意しなければならない場合は、編集したい動画の種類が4K動画だったりフルHD動画だったり異なるフレームサイズの動画を使う場合は、シーケンスを意識しておかないと、編集するときに動画のサイズがあわず、あれ?となってしまいます。
自分がどのフレームサイズの動画を作るのか、意識してシーケンスの設定をしてあげましょう。
初心者におすすめの参考書
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