今回は 『7079 WDBココ 』ってどんな会社?を見ていきたいと思います。
最後に個人的な調査結果をまとめました。
7079 WDBココ
WDBココってどんな会社?
まず業種は【サービス】で、市場は【東証マザーズ】になります。
【信用】銘柄になります。
基本情報
設立は36年前の【1984年8月】で、上場は【2019年12月】になります。
社員 277名, 平均35.6歳, 年収399万
決算月は3月です。
事業内容
市場投入済み医薬品の安全性情報管理サービス委託業務の会社です。
有害情報などを評価し報告します。
▼部門ごとの詳細
・CRO100%
※CROは、医薬品開発業務受託機関 (Contract Research Organization)の略称です。
医薬品開発業務受託機関とは、企業、医療機関、行政機関等の依頼により、医薬品、医療機器、食品(特定保健用健康食品)、化粧品等の臨床開発及び臨床試験(治験)に関わる業務を、受託、または労働者派遣等で支援する外部機関のことです。
比較会社としては[2183 リニカル]や、[4282 EPSHD]などが挙げられます。
WDBココのお金関係は?
時価総額は、【89億円】になります。
業界でのポジションは、【ヘルスケア製品・サービス(CRO(臨床試験受託))】で、133社中、95位です。
主な仕入先は、リクルート。
主な販売先は、中外製薬です。
自己資本比率
20年6月期は、76.6%。
ROE
20年3月期は 32.4%
21年3月期は 29.8% (予想)
営業利益
・20年3月期 4.73億円
・21年3月期 4.75億円 (会社予)
・21年3月期 5.4億円 (予)
・22年3月期 6億円 (予)
営業利益率
・20年3月期 20.7%
・21年3月期 19.6% (会社予)
・21年3月期 21.7% (予) ⇒優良株
・22年3月期 22.2% (予)
(式) 営業利益 ÷ 売上高
この数値が高いほど、効率よくお金を稼いでいることになります。
逆に数値が低いと、商品を多く売っても、あまりお金を稼げないということになります。
本サイトでは、10%以上を【優良株】として取り扱います。
増収率
・20年3月期を100%とすると
・21年3月期 105.8% (会社予)
・21年3月期 109.0% (予)
・22年3月期 118.2% (予)
企業の売上高の増え方を確認するための指標です。
成長している会社は、この数値が右肩上がりに増えていきます。
本サイトでは、次年度が120%以上を【成長株】として取り扱います。
1株益
・20年3月期 147.6円
・21年3月期 161.9円 (予)
・22年3月期 175.1円 (予)
キャッシュフロー
20年3月期
・営業CF 372
・投資CF -110
・財務CF 272
・現金等 1031
単位は百万円
WDBココの将来は?
業績の予想
【増益続く】
柱の医薬品安全性情報管理サービスは伸長している。新規受注も下期に小幅寄与する。
管理部門の人員増などのコスト増吸収し、営業増益続く。
増配幅拡大もありえる。
トピック、材料
【標準化】
業務工程を標準化。
RPA(※)も活用し、未経験者も対応可能な業務を増やす等効率向上狙う。
※RPA(Robotic Process Automation)
WDBココの株価など
指標
・2020年9月22日現在 株価は3930円
・PER=26.63倍
・PBR=7.25倍
※参考までに、マザーズのサービス業は107社
平均PER=68.4倍
平均PBR=4.7倍
直近の決算情報
・直近の決算は、8月7日の1Q決算 です。
・進捗率は、24.6%
・次の2Q決算日は未定です。
分析結果 (レーダーチャート)86/100点
最後に自己分析結果は上のレーダーチャートになります。
売上高の伸びが少し弱いが、それ以外は非常に優秀!(ROE, 営業利益率)
最近少しずつ株価が上がっているが、マザーズにしてはまだ割安範囲。
今後も監視していきたいと思います。
(※あくまで個人の見解です。投資は自己判断でお願いします)
まとめ
7079 WDBココってどんな会社?を調べました。
市場投入済み医薬品の安全性情報管理サービス委託業務の会社です。
高いROEと営業利益率で、営業利益は右肩上がりです。今後の成長に期待したいと思います。
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