今回は 『6918 アバールデータ 』ってどんな会社?を見ていきたいと思います。
最後に個人的な調査結果をまとめました。
6918 アバールデータ
アバールデータってどんな会社?
まず業種は【電気機器】で、市場は【ジャスダックスタンダード】になります。
【信用】銘柄になります。
基本情報
設立は61年前の【1959年8月】で、上場は【1991年2月】になります。
社員 187名, 平均43.4歳, 年収705万
決算月は3月です。
事業内容
半導体製造装置用制御機器の受託製品展開しています。
自社製品として画像処理、計測通信機器を開発しています。
▼部門ごとの詳細
・受託製品55% (15)
・自社製品45% (37)
※カッコ内は売上高利益率です。
比較会社としては[6387 サムコ]や、[6989 北陸電工業]などが挙げられます。
アバールデータのお金関係は?
時価総額は、【255億円】になります。
業界でのポジションは、【電子デバイス製造装置(半導体製造装置)】で、55社中、22位です。
主な仕入先は、東京エレクトロンデバイス。
主な販売先は、東京エレクトロンです。
自己資本比率
20年6月期は、79.4%。
ROE
20年3月期は 9.7%
21年3月期は 9.5% (予想)
営業利益
・20年3月期 14.67億円
・21年3月期 15.8億円 (会社予)
・21年3月期 18億円 (予)
・22年3月期 19億円 (予)
営業利益率
・20年3月期 18.8%
・21年3月期 19.3% (会社予)
・21年3月期 20.9% (予) ⇒優良株
・22年3月期 21.1% (予)
(式) 営業利益 ÷ 売上高
この数値が高いほど、効率よくお金を稼いでいることになります。
逆に数値が低いと、商品を多く売っても、あまりお金を稼げないということになります。
本サイトでは、10%以上を【優良株】として取り扱います。
増収率(売上高の伸び率)
・18年3月期を100%とすると
・21年3月期 108.2% (会社予)
・21年3月期 113.5% (予)
・22年3月期 118.7% (予)
企業の売上高の増え方を確認するための指標です。
成長している会社は、この数値が右肩上がりに増えていきます。
本サイトでは、次年度が120%以上を【成長株】として取り扱います。
1株益
・20年3月期 181.3円
・21年3月期 187.8円 (会社予)
・21年3月期 212.2円 (予)
・22年3月期 223.7円 (予)
PERの計算で使われます。
PER = 株価 ÷ EPS
EPSが高いほど、PERは割安となり投資家たちからは好感されます。
1株配当金
・20年3月期 64円
・21年3月期 66円 (会社予)
・21年3月期 66円 (予)
・22年3月期 66円 (予)
3か月ごとの決算 (営業利益)
キャッシュフロー
20年3月期
・営業CF 1193
・投資CF -199
・財務CF -393
・現金等 2888
単位は百万円
アバールデータの将来は?
業績の予想
【増 額】
半導体製造装置用の制御機器が顧客の投資復調で急増し、受託製品が伸長している。
画像処理や超高速通信モジュールの主力開発製品も堅調。
トピック、材料
【戦略商品】
非可視光(近赤外線)までとらえた広帯域、好感度の近赤外線カメラを20年内に発売し、海外も視野に入れている。
AI搭載自動検査の開発を進めている。
アバールデータの株価など
指標
・2020年9月26日現在 株価は3450円
・PER=19.03倍
・PBR=1.76倍
※参考までに、JQSの電気機器は46社
平均PER=18.5倍
平均PBR=0.9倍
直近の決算情報
・直近の決算は、8月13日の1Q決算 です。
・進捗率は、30.6%
・次の2Q決算日は未定です。
アバールデータのまとめ
分析結果 (レーダーチャート)82/100点
最後に自己分析結果は上のレーダーチャートになります。
全体的に高評価で、特に営業利益率が20%弱と高い。
PERもジャスダック電気機器の平均値くらいで、値ごろな価格。
ただし、半導体銘柄の株価下落が続いているため、それに引っ張られないか懸念はある。
投資銘柄として監視していきたいと思います。
(※あくまで個人の見解です。投資は自己判断でお願いします)
さいごに
6918 アバールデータってどんな会社?を調べました。
半導体製造装置用の制御機器の受託製品展開と、画像処理、計測通信機器の自社製品を行っている会社です。
全体的に業績は良く、特に営業利益率が高いです。
最近半導体銘柄の元気がありませんが、5G やAIに半導体は欠かせないため、頑張って成長してほしいです。
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