今回は 『4386 SIG 』ってどんな会社?を見ていきたいと思います。
最後に個人的な調査結果をまとめました。
4386 SIG
SIGってどんな会社?
まず業種は【情報通信】で、市場は【東証2部】になります。
【貸借】銘柄になります。
基本情報
設立は29年前の【1991年12月】で、上場は【2018年6月】になります。
社員 417名, 平均36.4歳, 年収518万
決算月は3月です。
事業内容
システム開発の会社で、官公庁向け給与システムに強みを持っています。。
また、インフラ・セキュリティ事業も注力しています。
▼部門ごとの詳細
・システム開発79%
・インフラ・セキュリティサービス21%
比較会社としては[2349 NID]や、[3799 キウェアS]などが挙げられます。
SIGのお金関係は?
時価総額は、【62億円】になります。
業界でのポジションは、【SI・ソフトウエア開発(システム開発)】で、210社中、169位です。
主な仕入先は、Wytel,COSエンジ,EMD。
主な販売先は、日立製作所,PSFS,TEPSYSです。
自己資本比率
20年6月期は、52.9%。
ROE
20年3月期は 19.6%
21年3月期は 19.8% (予想)
営業利益
・20年3月期 3.8億円
・21年3月期 3.86億円 (会社予)
・21年3月期 3.9億円 (予)
・22年3月期 4.1億円 (予)
営業利益率
・20年3月期 8.5%
・21年3月期 8.4% (会社予)
・21年3月期 8.5% (予)
・22年3月期 8.9% (予)
(式) 営業利益 ÷ 売上高
この数値が高いほど、効率よくお金を稼いでいることになります。
逆に数値が低いと、商品を多く売っても、あまりお金を稼げないということになります。
本サイトでは、10%以上を【優良株】として取り扱います。
増収率(売上高の伸び率)
・20年3月期を100%とすると
・21年3月期 120.9% (会社予)
・21年3月期 120.9% (予) ⇒成長株
・22年3月期 120.7% (予)
企業の売上高の増え方を確認するための指標です。
成長している会社は、この数値が右肩上がりに増えていきます。
本サイトでは、次年度が120%以上を【成長株】として取り扱います。
1株益
・20年3月期 47.3円
・21年3月期 47.9円 (会社予)
・21年3月期 48.3円 (予)
・22年3月期 50.1円 (予)
PERの計算で使われます。
PER = 株価 ÷ EPS
EPSが高いほど、PERは割安となり投資家たちからは好感されます。
1株配当金
・20年3月期 17円
・21年3月期 12円 (予)
・22年3月期 12円 (予)
3か月ごとの決算 (営業利益)
キャッシュフロー
20年3月期
・営業CF 317
・投資CF -47
・財務CF 87
・現金等 1557
単位は百万円
SIGの将来は?
業績の予想
柱のシステム開発は仮想移動体通信開発支援、金融系が牽引している。
増員に伴う費用負担が重い。
コロナによる前半の落ち込みは想定以下で落ち着いた。
営業益横ばい圏。
トピック、材料
9月に同業のアクロHD株33・4%強取得し、持分会社化。
外国籍従業員比率5%目標の達成に弾みがついた。
SIGの株価など
指標
・2020年10月2日現在 株価は1083円
・PER=22.90倍
・PBR=4.43倍
※参考までに、東証二部の情報・通信業は32社
平均PER=29.4倍
平均PBR=2.4倍
直近の決算情報
・直近の決算は、8月12日の1Q決算 です。
・進捗率は、13.2%
・次の2Q決算日は11月中旬です。
SIGのまとめ
分析結果 (レーダーチャート)83/100点
最後に自己分析結果は上のレーダーチャートになります。
ROEは19%と非常に高い。
しかし、売上高の伸びがいまいち。
成長銘柄としての、監視から外すことにします。
(※あくまで個人の見解です。投資は自己判断でお願いします)
さいごに
4386 SIGってどんな会社?を調べました。
システム開発会社で官公庁向け給与システムに強みを持っています。またインフラ・セキュリティ事業も注力しています。
ROEは非常に高く、営業利益率も10%目前です。
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