今回は 『3970 イノベーション 』ってどんな会社?を見ていきたいと思います。
コロナの影響は限定的で、第1四半期の実績を考慮し、上方修正したとのことです。
最後に個人的な調査結果をまとめました。
3970 イノベーション
イノベーションってどんな会社?
まず業種は【情報通信】で、市場は【東証マザーズ】になります。
【信用】銘柄になります。
基本情報
設立は20年前の【2000年12月】で、上場は【2016年12月】になります。
連結88名, 平均31.4歳
決算月は3月です。
事業内容
IT製品の比較と、資料請求サイトを運営しています。
クラウド型マーケツールも展開しています。
▼部門ごとの詳細
・オンラインメディア84% (32)
・セールスクラウド16% (21)
※カッコ内は売上高利益率です。
比較会社としては[3679 じげん]や、[2371 カカクコム]などが挙げられます。
イノベーションのお金関係は?
時価総額は、【70億円】になります。
業界でのポジションは、【他産業サービス・製品(PR・販売促進)】で、253社中、159位です。
主な仕入先は、Google。
主な販売先は、日経BPです。
自己資本比率
20年3月期は、70.8%。
ROE
20年3月期は 9.9%
21年3月期は 10.7% (予想)
営業利益
・20年3月期 1.74億円
・21年3月期 2.7億円 (会社予)
・21年3月期 2億円 (予)
・22年3月期 2.6億円 (予)
営業利益率
・20年3月期 8.6%
・21年3月期 10.8% (会社予)
・21年3月期 8.7% (予)
・22年3月期 10.0% (予)
(式) 営業利益 ÷ 売上高
この数値が高いほど、効率よくお金を稼いでいることになります。
逆に数値が低いと、商品を多く売っても、あまりお金を稼げないということになります。
本サイトでは、10%以上を【優良株】として取り扱います。
増収率
・20年3月期を100%とすると
・21年3月期 123.4% (会社予) ⇒会社予想の値では、成長株!
・21年3月期 113.7% (予)
・22年3月期 128.6% (予)
企業の売上高の増え方を確認するための指標です。
成長している会社は、この数値が右肩上がりに増えていきます。
本サイトでは、次年度が120%以上を【成長株】として取り扱います。
1株益
・20年3月期 47.2円
・21年3月期 51.2円 (予)
・22年3月期 66.6円 (予)
3か月ごとの決算 (営業利益)
キャッシュフロー
20年3月期
・営業CF 262
・投資CF -182
・財務CF -75
・現金等 666
単位は百万円
イノベーションの将来は?
業績の予想
【営業増益】
テレワーク系の事業が全体の検索を牽引して続伸しています。
セールスクラウドはアカウント単価上昇で堅調です。
トピック、材料
【普及期】
前期買収した子会社のWebセミナーがテレワーク普及に伴い商談広がっています。
のれん償却含め今期の収益化目指す。
イノベーションの株価など
指標
・2020年9月16日現在 株価は3505円
・今期PER=70.52倍
・来期PER=54.25倍
・PBR=7.31倍
※参考までに、マザーズの情報・通信業は116社
平均PER=256.9倍
平均PBR=10.3倍
直近の決算情報
・直近の決算は、8月11日の1Q決算 です。
・進捗率は、34.8%
・次の2Q決算日は未定です。
分析結果 (レーダーチャート)77/100点
最後に自己分析結果は上のレーダーチャートになります。
高い売上高の伸び、営業利益率から、今後成長を期待。
まだ、今現在は割安と言える範囲。
投資銘柄として監視していきます。
(※あくまで個人の見解です。投資は自己判断でお願いします)
まとめ
3970 イノベーションってどんな会社?を調べました。
IT製品比較・資料請求サイト運営する会社です。
増収率と営業利益率が高く、今後の成長に期待したいと思います。
コメント