今回は 『3923 ラクス 』ってどんな会社?を見ていきたいと思います。
※9月末基準日で株式2分割予定です。
最後に個人的な調査結果をまとめました。
3923 ラクス
ラクスってどんな会社?
まず業種は【情報通信】で、市場は【東証マザーズ】になります。
【貸借】銘柄になります。
基本情報
設立は20年前の【2000年11月】で、上場は【2015年12月】になります。
連結1,094名, 平均32.5歳, 年収591万
決算月は3月です。
事業内容
クラウドとIT人材派遣の会社です。
『メールディーラー』と『楽楽精算』が利益成長を牽引しています。
楽楽精算はCMでご存じの方も多いのではないでしょうか?
▼部門ごとの詳細
・クラウド77% (10)
・IT人材23% (10)
※カッコ内は売上高利益率です。
比較会社としては[4443 サンサン]や、[4776 サイボウズ]などが挙げられます。
ラクスのお金関係は?
時価総額は、【3,071億円】になります。
業界でのポジションは、【SI・ソフトウエア開発(システム運用)】で、206社中、12位です。
主な仕入先は、デル,Google。
主な販売先は、MUTビジネスアウトソーシングです。
自己資本比率
20年6月期は、73.7%。
ROE
20年3月期は 16.3%
21年3月期は 45.1% (予想)
営業利益
・20年3月期 11.74億円
・21年3月期 32.9億円 (会社予)
・21年3月期 32.9億円 (予)
・22年3月期 34億円 (予)
営業利益率
・20年3月期 10.1%
・21年3月期 22.4% (会社予)
・21年3月期 22.4% (予) ⇒優良株
・22年3月期 19.3% (予)
(式) 営業利益 ÷ 売上高
この数値が高いほど、効率よくお金を稼いでいることになります。
逆に数値が低いと、商品を多く売っても、あまりお金を稼げないということになります。
本サイトでは、10%以上を【優良株】として取り扱います。
増収率
・20年3月期を100%とすると
・21年3月期 126.4% (会社予)
・21年3月期 126.6% (予) ⇒成長株
・22年3月期 151.6% (予)
企業の売上高の増え方を確認するための指標です。
成長している会社は、この数値が右肩上がりに増えていきます。
本サイトでは、次年度が120%以上を【成長株】として取り扱います。
1株益
・20年3月期 8.8円
・21年3月期 27.5円 (予)
・22年3月期 26.5円 (予)
3か月ごとの決算 (営業利益)
キャッシュフロー
20年3月期
・営業CF 939
・投資CF -481
・財務CF -195
・現金等 2496
単位は百万円
ラクスの将来は?
業績の予想
【急反発】
コロナ禍でIT人材派遣が減速したが、『楽楽精算』のが着実に積み上げている。
『楽楽明細』やメール配信の好調持続。人件費が増えてもテレビCMや展示会費用など広告宣伝費半減で営業益急反発。
連続増配。
トピック、材料
【人材】
新卒採用は開発部門継続だが、営業要員は中途にシフトしている。
待機が増える派遣人材採用は一時停止した。
今期縮小の広宣費は次年度再拡大予定です。
ラクスの株価など
指標
・2020年9月22日現在 株価は3390円
・PER=385.23倍
・PBR=59.15倍
※参考までに、マザーズの情報・通信業は116社
平均PER=256.9倍
平均PBR=10.3倍
直近の決算情報
・直近の決算は、8月13日の1Q決算 です。
・進捗率は、27.7%
・次の2Q決算日は未定です。
分析結果 (レーダーチャート)98/100点
最後に自己分析結果は上のレーダーチャートになります。
割安度を除いて、満点の結果。
増収率の予想のように売上高が伸びれば、買いの銘柄。
今後も投資銘柄として監視していきたいと思います。
(※あくまで個人の見解です。投資は自己判断でお願いします)
まとめ
3923 ラクスってどんな会社?を調べました。
クラウドとIT人材派遣の会社です。『メールディーラー』と『楽楽精算』が利益成長を牽引しており、売上高は右肩上がりです。
今後も大きな成長が期待できる企業です。
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