3712の株価 情報企画は「金融機関システム」で成長 2020秋

株 銘柄

今回は 『3712 情報企画 』ってどんな会社?を見ていきたいと思います。

最後に個人的な調査結果をまとめました。

3712 情報企画

情報企画ってどんな会社?

まず業種は【情報通信】で、市場は【東証2部】になります。

【貸借】銘柄になります。

基本情報

設立は34年前の【1986年1月】で、上場は【2003年5月】になります。

社員 136名, 平均33.9歳, 年収564万

決算月は9月なので注意が必要です。

事業内容

信金など金融機関対象の業務支援パッケージを開発、販売しています。

事業会社向けにも進出意欲が強い。

▼部門ごとの詳細
・システム95% (36)
・不動産賃貸5% (37)

※カッコ内は売上高利益率です。

比較会社としては[3768 リスモン]や、[4743 ITFOR]などが挙げられます。

情報企画のお金関係は?

時価総額は、【126億円】になります。

業界でのポジションは、【パッケージソフト(パッケージソフト(その他))】で、68社中、41位です。

主な仕入先は、ミツイワ。
主な販売先は、信組情報サービスです。

自己資本比率

20年6月期は、77.6%

ROE

19年9月期は 18.9%
20年9月期は 17.8% (予想)

Good!

営業利益

3712_情報企画 営業利益
・19年9月期 10.2億円
・20年9月期 11億円 (会社予)
・20年9月期 11億円 (予)
・21年9月期 12億円 (予)

右肩上がりできれいに成長している。

営業利益率

3712_情報企画 営業利益率
・19年9月期 35.8%
・20年9月期 36.7% (会社予)
・20年9月期 36.7% (予) ⇒優良株
・21年9月期 37.5% (予)

30%台と非常に高い!!
営業利益率・・・営業利益を売上高で割った数値です。
 (式) 営業利益 ÷ 売上高
 この数値が高いほど、効率よくお金を稼いでいることになります。
 逆に数値が低いと、商品を多く売っても、あまりお金を稼げないということになります。
 本サイトでは、10%以上を【優良株】として取り扱います。

増収率

3712_情報企画 増収率
・19年9月期を100%とすると
・20年9月期 105.3% (会社予)
・20年9月期 105.3% (予)
・21年9月期 112.4% (予)

売り上げも順調に伸びる。
増収率・・・年度ごとの売上高の比を%であらわしたものです。
 企業の売上高の増え方を確認するための指標です。
 成長している会社は、この数値が右肩上がりに増えていきます。
 本サイトでは、次年度が120%以上を【成長株】として取り扱います。

1株益

3712_情報企画 1株益
・19年9月期 211.3円
・20年9月期 223.9円 (予)
・21年9月期 244.8円 (予)

3か月ごとの決算 (営業利益)

3712_情報企画 3ヶ月

直近は、どの期も前期を上回っていて素晴らしい!

キャッシュフロー

3712_情報企画 キャッシュフロー
19年9月期
・営業CF 797
・投資CF -352
・財務CF -234
・現金等 2152
単位は百万円

キャッシュも問題なし

情報企画の将来は?

業績の予想

【着実増】
中核商品の担保不動産評価管理システムが、大手金融機関や信用金庫向けに売れています。
21年9月期も担保不動産管理システムや財務分析、企業評価支援システムは堅調。

資金浄化対策システムも加わり増益基調。

連続増配に期待です。

トピック、材料

【突破口】
新たに信組との取引開拓狙う。

情報企画の株価など

指標

・2020年9月20日現在 株価は3100円

・今期PER=14.67倍 割安!
・来期PER=15.46倍
・PBR=2.6倍

※参考までに、東証二部の情報・通信業は32社
 平均PER=29.4倍
 平均PBR=2.4倍

直近の決算情報

・直近の決算は、8月4日の3Q決算 です。
・進捗率は、65.4%
・次の本決算日は未定です。

分析結果 (レーダーチャート)82/100点

3712_情報企画 レーダーチャート
最後に自己分析結果は上のレーダーチャートになります。

売上高の伸びだけ若干低いですが、それを補うだけの営業利益率(30%台)が非常に魅力的です!

まだ割安の範囲だと思います。

投資銘柄として、買えるときに集めていきたいと思います。

(※あくまで個人の見解です。投資は自己判断でお願いします)

まとめ

3712 情報企画ってどんな会社?を調べました。

信金など金融機関対象の業務支援パッケージを開発、販売する企業です。営業利益率が非常に高く、安定して成長しています。

デジタル庁に関連してくるかもしれない銘柄として、しっかり監視していきたいと思います。

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