今回は 『3264 アスコット 』ってどんな会社?を見ていきたいと思います。
コロナの影響で、取引数は減少したが、高い利益性の不動産が順調に売却されたとのことです。
最後に個人的な調査結果をまとめました。
3264 アスコット
アスコットってどんな会社?
まず業種は【不動産】で、市場は【ジャスダックスタンダード】になります。
【信用】銘柄になります。
基本情報
設立は21年前の【1999年4月】で、上場は【2008年8月】になります。
連結59名, 平均40.4歳, 年収659万
決算月は9月なので注意が必要です。
事業内容
東京23区を軸にマンション開発や、収益不動産の売買を手がけています。。
保険大手・中国平安グループの傘下です。
▼部門ごとの詳細
・不動産開発53% (13)
・不動産ソリューション47% (1)
・他0% (-4)
※カッコ内は売上高利益率です。
比較会社としては[2982 ADワクス]や、[3236 プロパスト]などが挙げられます。
アスコットのお金関係は?
時価総額は、【97億円】になります。
業界でのポジションは、【不動産(住宅)(投資ファンド向け住宅販売)】で、95社中、44位です。
自己資本比率
20年3月期は、41.7%。
ROE
19年9月期は 3.4%
20年9月期は 2.4% (予想)
営業利益
・19年9月期 10億円
・20年9月期 14.75億円 (会社予)
・20年9月期 10億円 (予)
・21年9月期 7.5億円 (予)
会社予想の営業益が8.58億から14.75億に上方修正されました。約1.72倍
営業利益率
・19年9月期 4.8%
・20年9月期 9.4% (会社予)
・20年9月期 6.7% (予)
・21年9月期 4.8% (予)
(式) 営業利益 ÷ 売上高
この数値が高いほど、効率よくお金を稼いでいることになります。
逆に数値が低いと、商品を多く売っても、あまりお金を稼げないということになります。
本サイトでは、10%以上を【優良株】として取り扱います。
増収率
・19年9月期を100%とすると
・20年9月期 75.0% (会社予)
・20年9月期 71.4% (予)
・21年9月期 73.7% (予)
企業の売上高の増え方を確認するための指標です。
成長している会社は、この数値が右肩上がりに増えていきます。
本サイトでは、次年度が120%以上を【成長株】として取り扱います。
1株益
・19年9月期 6.6円
・20年9月期 6.8円 (予)
・21年9月期 3.4円 (予)
3か月ごとの決算 (営業利益)
キャッシュフロー
19年9月期
・営業CF 30
・投資CF 0
・財務CF -23
・現金等 48
単位は億円
アスコットの将来は?
業績の予想
【下期減速】
小型賃貸マンションの販売が個人投資家向けに上期は好調でした。
付加価値高めた中古不動産の販売も採算が改善しました。
トピック、材料
【在庫】
3月末221億円(前期末比8%増)あります。
アスコットの株価など
指標
・2020年9月16日現在 株価は165円
・今期PER=24.26倍
・来期PER=48.52倍
・PBR=0.83倍
※参考までに、JQSの不動産業は27社
平均PER=11.8倍
平均PBR=0.7倍
直近の決算情報
・直近の決算は、7月31日の3Q決算 です。
・進捗率は、277.6%
・次の本決算日は未定です。
□分析結果 (レーダーチャート)29/100点
最後に自己分析結果は上のレーダーチャートになります。
営業利益率は高めだが、売上高の伸びがない。
ROEは低い
今後のチャートを見て、投資銘柄にするかどうか検討します。
(※あくまで個人の見解です。投資は自己判断でお願いします)
まとめ
3264 アスコットってどんな会社?を調べました。
東京23区軸にマンション開発、収益不動産の売買を行う企業です。コロナの影響で取引数は減りましたが、収益性の高い不動産が増え、会社予想を上方修正しました。
今後の株価をチェックしていきたいと思います。
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