今回は 『2221 岩塚製菓 』ってどんな会社?を見ていきたいと思います。
前回予想17億が24億になって、理由を調べたところ「WANT WANT CHINA HOLDINGS LIMITED.から期末配当金の増額」とのこと。
本業のもうけ(営業利益)への影響はないとのことでした。
最後に個人的な調査結果をまとめました。
2221 岩塚製菓
岩塚製菓ってどんな会社?
まず業種は【食料品】で、市場は【ジャスダックスタンダード】になります。
【信用】銘柄になります。
基本情報
設立は66年前の【1954年4月】で、上場は【1989年1月】になります。
連結920名, 平均40.9歳, 年収447万
決算月は3月です。
事業内容
米菓で国内3位の企業です。
なんと私の大好きな、「黒豆せんべい」の会社でした!!
また、出資・技術支援する旺旺集団(台湾系)からの配当金収入があります。
▼部門ごとの詳細
・米菓96%
・他4%
比較会社としては[2220 亀田製菓]や、[2208 ブルボン]などが挙げられます。
岩塚製菓のお金関係は?
時価総額は、【219億円】になります。
業界でのポジションは、【食品(菓子)】で、167社中、79位です。
主な仕入先は、アグリネットサービス,神明。
主な販売先は、三菱食品,丸紅です。
自己資本比率
20年3月期は、74.5%。
ROE
20年3月期は 3.3%
21年3月期は 3.1% (予想)
営業利益
・20年3月期 1.73億円
・21年3月期 3.6億円 (会社予)
・21年3月期 3.6億円 (予)
・22年3月期 3.8億円 (予)
営業利益率
・20年3月期 0.8%
・21年3月期 1.6% (会社予)
・21年3月期 1.6% (予)
・22年3月期 1.6% (予)
(式) 営業利益 ÷ 売上高
この数値が高いほど、効率よくお金を稼いでいることになります。
逆に数値が低いと、商品を多く売っても、あまりお金を稼げないということになります。
本サイトでは、10%以上を【優良株】として取り扱います。
増収率
・20年3月期を100%とすると
・21年3月期 101.6% (会社予)
・21年3月期 101.6% (予)
・22年3月期 102.9% (予)
企業の売上高の増え方を確認するための指標です。
成長している会社は、この数値が右肩上がりに増えていきます。
本サイトでは、次年度が120%以上を【成長株】として取り扱います。
1株益
・20年3月期 315.7円
・21年3月期 283.6円 (予)
・22年3月期 275.2円 (予)
3か月ごとの決算 (営業利益)
キャッシュフロー
20年3月期
・営業CF 2178
・投資CF -1942
・財務CF -309
・現金等 1756
単位は百万円
岩塚製菓の将来は?
業績の予想
【営業増益】
新型コロナ影響で、観光みやげ用などの販売数量が減りました。ただ巣ごもり需要の増加に伴う主力商品の販売増が増加。
前期からのコスト削減も寄与して営業益は倍増しています。
トピック、材料
【追い風】
売上の8割をスーパーなど小売店で販売、コロナ禍で主力品の引き合い強くなっています。
銘柄登録の株価など
指標
・2020年9月15日現在 株価は3660円
・今期PER=12.9倍
・来期PER=13.29倍
・PBR=0.39倍
※参考までに、JQSの食料品は14社
平均PER=53.9倍
平均PBR=1倍
直近の決算情報
・直近の決算は、8月11日のx決算 です。
・進捗率は、2.5%
・次の2Q決算日は未定です。
分析結果 (レーダーチャート)33/100点
割安ではありますが、残念ながら成長の視点では、投資は控えるという判断になりました。
(※あくまで個人の見解です。投資は自己判断でお願いします)
まとめ
2221 岩塚製菓ってどんな会社?を調べました。
米菓で国内3位の企業です。「黒豆せんべい」が有名どころです。
9/15に経常利益の上方修正が入りました。
営業利益率と成長性は低いと判断しました。
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